コラム

DQM3魔族の王子とエルフの旅をプレイした感想をレポる!

オープニング

皆さんは、ドラクエモンスターズシリーズがお好きでしょうか?好きですよね

モンスターズシリーズは過去に1・2とナンバリングタイトルが発売されて、それからはキャラバンハートやジョーカーなどの別のシリーズが発売されてナンバリングは2以降出てこなかった。
そう思われてから22年越しで発売されたのは3という、まさかのナンバリングタイトル!
そんな、ワクワクする作品『ドラクエモンスターズ3魔族の王子とエルフの旅 』の感想をレポっていく。

DQM3魔族の王子とエルフの旅をプレイした感想

あらすじとテーマについて

「久々のナンバリングタイトルだぁ!」とは言っても、過去作のDQM1テリーのワンダーランドとDQM2マルタのふしぎな鍵およびイルルカSPと今作の3は別に話は繋がっていない。
なので、1・2を遊んでないと3は楽しめないという訳ではなく、これからの人でも楽しめるものになっている。

DQM3の主人公は『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』に登場するピサロが主人公の物語
公式PVなどでも言われているが「もうひとつの可能性の物語」と言われており、ドラクエIVとの関わりはある。
物語では、ドラクエIVの時系列に合わせて進んでおり、勇者サイドの一方その頃でピサロが何をしていたのかが描かれている。
ただし、先程も言ったように「もうひとつの可能性の物語」になる為ドラクエIVのパラレルワールドのような立ち位置にはなる。

ストーリーの感想

ネタバレ控えめでストーリーの感想を書いていく

まず何より、ドラクエIVとの繋がりがあって面白かった。ドラクエIVやったことある人は楽しめると思う、またドラクエIVやったことない人も、今作をやってから遊ぶと見える視点が変わって面白いと思う。
本編の始まりでは、ピサロが父親に魔物を攻撃できない呪いを掛けられて、自らが戦えないならモンスターマスターとして戦うという流れになる。モンスターを使役するという流れがドラクエIVでいうところの後の魔王軍になっていくということを考えると、ストーリーの流れとしては自然になる。 

このストーリーの醍醐味では、人間と魔物の中で揺らぐ、ピサロというキャラクターだからこその葛藤が上手いこと掘り下げられてて良かった。

ピサロというキャラの捉え方で感想は変わりそう

ここからは、ドラクエIVのストーリーの結末に少し触れます。ネタバレ注意でお願いします。

ピサロっていうキャラクターはドラクエシリーズでも人気のキャラクターで、人気だからこそピサロに抱く感情もファンそれぞれあるって言うのが事実

ドラクエIVは初めて発売されたのは、ファミコン版で、本編では魔王デスピサロを倒して終わりだったのだが、リメイクされたPS版ではピサロの裏でエビルプリーストが暗躍していてピサロも仲間になる感じで救済されます。
一部ファンには、PS版の結末が好きではない勢が居て、「人と魔族のハーフであり魔王の道を選んで戦い、そこまま散って欲しかった。この結果も物語のひとつであり、そこに救済は必要なかった。」と捉える人も居ると思う。
PS版では、ロザリーが復活してピサロが仲間になり、黒幕であるエビルプリーストを倒す。という流れになっていてピサロが救済されている。 

PS版のドラクエIVの結末が好きではない人からすると、今回のDQM3も好きではないかも知れない。

モンスターズとしての感想

DQMの醍醐味と言えば、やはり配合。
最新作なので当たり前だが、ドラクエXIで登場するモンスターなども登場する。
配合システムは、性別がなくなったのでかなりやりやすくなっていたし、一部ステータスが高いキラキラ個体のモンスターが登場したりと、前作品とは変わった要素が追加された。
今作は、非常に配合がやりやすくなっており、配合検索で特殊配合の組み合わせが分かりやすくなってて良かった。
でも、作中参戦モンスターが思っていたより少ないのと3枠4枠モンスターがいなくなったのが気になった点ではある。

魔王クラスのデカいモンスターは、3枠4枠の迫力で見たかったかな~

エンディング

個人的には、ストーリーもモンスターズとしてのシステムも楽しめた作品だった。
DQM3本編も楽しかったし、ドラクエIVもまた遊びたくなったし、作品のリスペクトで繋がりのある作品がまた遊びたくなる相乗効果的なワクワク感があった。

先の話にはなるが、イルルカSPみたいに、SP版が出てきてモンスターの数が増えたり、クリア後の要素が拡張されたりすると面白そうとも思ったので期待したい。