コラム

チャップリン声優口演ライブに行ってきた感想をレポる!

オープニング

12月17日に新歌舞伎座にて開催された、チャップリン声優口演ライブに行ってきた。
チャップリンの映像を豪華声優陣とミュージシャンが表現する、ここでしか観れなし聴けない贅沢なライブの感想をレポっていく。

「チャップリン声優口演ライブ」レポート

「チャップリン声優口演ライブ」とは

チャップリンの無声映画を声優さん達が生吹き替えをして更にミュージシャンによる生演奏で音を付けて表現する口演ライブ
公式サイト曰く、声優口演ライブの歴史は長く2006年からやっていたそうだ

出演者は、安達忍・羽佐間道夫・林原めぐみ・福山潤・山寺宏一・若本規夫など大御所揃い

口演ライブの雰囲気

コンセプト的にも、客層は老若男女
無声映画を実際に観ていた世代の方から恐らくアニメや舞台の好きな若者まで幅広かった。

いつも観ている映像とは違う演出

舞台に映る映像、声優による生吹替の声、アーティストによる生演奏の音、そしてそれらが一体になって完成する映画はまるで命を吹き込まれた瞬間に立ち会っているような感覚
今の時代なんて、カラーの映像が当たり前なのに、白黒でしかも無声映画なので、珍しさや映像の歴史を感じられる雰囲気が良くて、いつも観ているアニメや映画とは全く違う体験ができた。

山寺宏一さんの全役ひとり口演

どれも面白かったが一番印象に残ったのは、山寺宏一さんのひとりで全役をこなし30分くらいをノンストップで口演した『犬の生活』という映画が凄かった。
各登場人物の演じ分けが凄かったし、その中でアドリブを入れるシーンとかもあって、生で吹き替えで瞬発力と表現力のある凄いお芝居だった。

エンディング

チャップリンの昔の映像とキャストの貫禄が相まって、全体的に渋くてカッコよかった。

チャップリンと無声映画の事を深く知れて、映像の歴史の勉強を楽しく面白くしているような、色んな事が知れて良かった。
現代の声優はアニメやゲームのイメージだけど、昔の吹き替えなどをやっていた、声優の活動の起源みたいなものが知れたし、またこういった口演ライブがあれば観に行きたいと思った。