コラム

SONYの重低音ヘッドホンULT WEARの感想をレポる!

オープニング

SONYから今年2024年4月26日に発売されてたヘッドホンULT WEAR(アルトウェア)を購入した。

SONY曰く、アルトパワーサウンドシリーズという、重低音の効いた、まるでアリーナ最前列にいるような音響体験などを意識して制作されているシリーズみたいで
購入して四捨五入して5ヶ月くらいは使用しているので、使用感・音質含め色々と感想をレポっていこうと思う。

ULT WEARを使ってみた感想

[前置き] デザインとスペックについて

前置き程度にざっくりとヘッドホンの紹介をしていく
付属品は、ヘッドホン本体とケース・ケーブル各種が付属している。
カラーは、ブラック・オフホワイト・フォレストグレーの三色展開

スペックは、簡潔に要点を抑えると、密閉ダイナミック型で40mmのドライバーユニットを搭載、コーデックはSBC・AAC・LDACに対応している。
ノイズキャンセリング機能・外音取り込み機能・ULTボタンを搭載している。

形式やらシステムやら、細かいところは割愛するが、もっと詳しく知りたい人は、公式サイトをチェックしてくれ。

[感想] 装着感編

密閉力は高い。ヘッドホン単体での遮音性も高く、ノイキャンをしようすれば日常での雑音はあんまり気にはならないと思う。
イヤーパッドも質感はレザー調で中はふわふわで長時間着けていてもストレスは少なめ

ただし、密閉感が高い故にかなり蒸れる。
ヘッドホンなので当然と言えば当然なのだが、夏との相性は悪く
外で音楽を聴くとめっちゃ汗かく
ぶっちゃけ、外ではワイヤレスイヤホンを使うのがほとんどでヘッドホンは室内用という使い方をする人が多いと思う。

[感想] 音質編

ULT WEARの音質は、ULTボタンで重低音をブーストすることができて、通常・ULT1・ULT2と三段階で調節することができる。

【ULT1】
通常のモードから、ULTボタンを1回押すとULT1へ切り替わり低音が通常より協調されて、ベースやドラムの迫力が強くでてる。
ULTモードで音が協調されることで、いつもじゃ気が付かなかった音なんかにも気づけて、音楽を聴いていて好きなパートが増えたりする。
バンドとの相性は良くて楽器の音をいつも以上に楽しめる印象で、音色の多いアニソンとかも臨場感がまして楽しい

ロックとかヒップホップとかアニソンとかをよく聴く人は、常時ULT1でいいと思う。

【ULT2】
ULT1からULTボタンを更にもう1回押すと開かれる扉
低音マシマシ状態 
良い例え方をすると、ライブの前列のスピーカー機材の近くだが、ヘッドホンで出すにはちょっと強すぎだろと感じてしまう。聴く曲によっては低音が強く出過ぎて他の楽器の好きな部分が薄れてしまうと感じる瞬間がある。

ULT2は個人的に曲を選ぶなと思っていて、配信ライブとかはライブ感をより演出してくれてかなりありで配信ライブを観るときはかなり重宝している。
バンド系のライブならULT2で響き渡る楽器の音と臨場感を浴びるように楽しめる。JPOPとかアイドルのライブになってくると曲調によりけりだがULT1がいい場合もある。

【通常】
ULTボタンを押さない状態で、いい意味で普通で全体的な解像度は高め。
ULT WEARだからといって、常に重低音が強い訳でもなく楽曲によって使い分けたり、ULTモードで耳が疲れたら通常モードにしたりと、自分好みの使い方ができる。

【イコライザー】
低音が強すぎと思ったらイコライザーで整えるのもあり
ULT2の迫力は欲しいけど、聴いてる曲とULT2の相性が良くないと感じた時、イコライザーをいじったらULTの旨味を程よく感じつつ自分好みの音にできた。
1から2の段階のULTモードとイコライザーを使い分けることで、曲の楽しみ方が何通りにも変わるのでおすすめだ

ULT WEARで聴いた曲紹介

ここ最近ULT WEARで聴いた曲をゆるく紹介していこうと思う。
最近は、ぼざろの劇場総集編やガルクラの影響で、結束バンドやトゲナシトゲアリの曲を聴くことが多いのでULT WEARで聴いた感想とULTモードとの相性を語っていこうと思う。

結束バンド

基本はULT1で聴くことが多いULT2も勿論いいのだが全体のバランスの良さはULT1が良い印象で、ライブ音源の時はULT2にするのがおすすめでライブの楽器の響き方が伝わってきてULT2とライブ音源の真骨頂を味わえた。

ULT WEARで聴きたい結束バンドのおすすめの曲は、忘れてやらない 恒星ライブバージョン

トゲナシトゲアリ

結束バンドに続きこちらもULT1で聴くことが多いが、最近はULT2で聴くことも増えた
ULT2でバフのかかったベースとドラムにギターとキーボードが薄まらないし、何よりボーカルの力強さが負けてないのでULT2でも相性いいなって感じた。

ULT WEARで聴きたいトゲナシトゲアリのおすすめの曲は、空白とカタルシス


エンディング

そんなこんなでULT WEARを紹介してきた訳だが、シンプルに音質が良いで完結してるヘッドホンというよりかは、遊び心があるヘッドホンだと思った。

聴く音楽のジャンルや配信ライブなどでULTボタンを使い分けたり、イコライザーを使えば更に好みの音質にカスタマイズも出来て楽しみ方のふり幅が広く、「これは使いこなせるようになればもっと楽しくなるな」と感じさせてくれた。

今後もULTシリーズの展開などに期待したい
それでは、次回!